釣を始めようと思っても何を買っていいのか、何を見たらいいのかわからないですよね。まずここでは簡単な用語やパーツの簡単な解説ページです。個人的にSHIMANO製をよく使っているのでSHIMANO素材を用いての解説です。ちなみにSHIMANO関連ではありませんのでご安心を。
ちなみに私が作製している釣り情報サイトは《こちら》
海、池、川、ダム等々色々な所での釣りがありますがここでは海釣りを中心にご説明していきます。今後は竿の事をロッドとして話していきます。
リール付き?無し?
まずは大きく分けてリールを付けるか付かないかで変わってきます。リールが付いていないと距離で制限がかかってきますので海釣りではあまりお勧めしません。
勿論用途によって異なりますがオールマイティに使用するのであればリール付きロッドを選びましょう。ちなみにリールが付いていないロッドを総称して延べ竿と言います
分割できる?できない?
ロッドの構造は振出と並継の2つに分けられる。振出は一番太い元竿の中に複数の節を入れ子状に収納することが可能。1本の短い状態に収まるので持ち運びに便利で、磯用、投げ用などを中心に採用されている。並継はロッドの元から穂先までが2本からそれ以上に分かれており、使うときにつないで1本にする。強度を高くすることができるためパワーや張りがあり、ルアーロッド、投げ用、船用、イカダ用などに採用されている。
部分の呼び名
この図のように大きく6つのエリアにわけて呼び名があります。よりロッドに性能を求めていくとどのような素材を使っているかやどのような特徴になっているかが重要になります。
ティップ(竿先)
あまり聞きなれない用語になってきますが【ティップ】はどのような素材を使っているかで結構頻繁に出てきます。魚がエサやルアーにアタックしているかどうかが非常に繊細な釣り方の場合はティップの素材が重要になります。浮きを使用する場合は浮きで判断するのでティップは左程重要ではありません。
このようにカラフルに色分けされて、微妙な動きを分かりやすくしているティップもあります。
ロッドの硬さ
基本的にはロッドの硬さはアルファベット表記で表されます。H=ヘビー(硬い)・M=ミディアム(普通)・L=ライト(柔らかい)を基本としています。
各メーカーによって若干表記の仕方は異なりますが、シマノの場合でご説明します。ここでは【S1000MH】が竿の表記です。
- S=対応リールの種別(S=スピニングリール B=ベイトリール)
- 100=長さ(100の位:ft 10の位:in)
- MH=硬さ(このロッドの対応ルアーは10~56g)
ガイド
糸を通す輪の事をガイドと呼びます。
ガイドが複数あり外についているタイプが一般的ですが、ガイドがないタイプやリールの近くからロッドの内部を通して先端から出すインナーガイドタイプもあります。
少しわかりにくいですがこれは並継竿タイプのインナーガイドロッドになります。
用途(海)
今回は海で使う前提条件としての用途別になります。大きく分けて岸(ショア)から使うか船(オフショア)で使うかで違います。
船(オフショア)でのロッド
狭い場合は隣との距離が1mもない場合があります。海上は潮が流れて船が流され、風が吹いて船が流されてとの状況となります。よって取り回しの良い長さが重要なポイントとなります。一般的には5fi台から7ft台(1fi=0.3048メートル:だいたい0.3m)です。
岸(ショア)でのロッド
船からの釣りと違い十分なスペースを確保できるケースが多いです。また足元には消波ブロックなどの障害物があるケースが多くある程度の長さが必要な場合もありますし、足元の際を攻める場合には短いロッドが有利になります。5ft台から11ft台の長さが多く使われます。
特にエサを使って釣るかルアーを使って釣るかで長さは全く異なります。ルアーを使って魚を釣ることをジギングと言います。
では次のページではジギング用(ルアー釣り用)のロッドの選び方や買い方をご紹介していきます。
予算別にお勧めもロッドも掲載していますのでご参考にどうぞご覧ください。
ロッドが選べたら次はリールですよね。同じくリールの選び方や種類による特徴の解説をまとめていますのでご覧になってください。
私はブラックバス釣りからジギングまで35年以上楽しく続いています。釣りはハマれば何年何十年と続けることができますのでまだ釣りをしたことがない方はぜひ釣りしてみてください。
それでは本日も皆様の爆釣と安全釣行をお祈り申し上げます。
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