大潮や小潮や若潮などがある潮汐ってってご存じですか?わかりやすく解説します

海 海釣り

大潮の日が釣れて長潮や若潮が釣れないって聞いたことあるけどいったいなぜ?潮回りを意識するだけで釣果も変わるし攻略も変わりますので今回は潮の動きについて解説します。

海 潮回り

潮の周期

潮汐とは太陽と月の引力が影響して海の潮が満ちたり引いたりする現象です。

【大潮】【中潮】【小潮】【長潮】【若潮】【中潮】【大潮】の順番で繰り返します。ここでは【大潮】【中潮】小潮】【長潮】【若潮】この5種類の特徴について解説しますので、釣行の参考にしてください。

ちなみに赤文字は釣果期待大青文字は釣果期待緑文字は釣果が不安の目安です。

出典:月齢カレンダーより

上記は2023年12月の月齢になります。13日が新月、27日満月となり月が地球に引力の影響を最も及ぼす日となるので、『大潮(満潮干潮の差が最も激しい)』となります。

イメージとしては月に2回(2週間に一回)大きな潮回り(大潮)が来ると覚えておけば、大まかなサイクルのイメージがしやすいと思います。

釣行予定日の潮回りは【潮見表】と検索すれば出てくるので、必ず一度は確認しましょう。天気予報サイトにご興味がある方はこちらからどう

大潮

大潮

大潮とは、干潮と満潮の潮位差が最も大きい潮のことです。潮の流れが最も早く、魚の活性が上がりやすいです。タコ釣りやタチウオ釣りなどはフィールドによっては潮の流れが激しすぎて向いていない場合もあります。

中潮

大潮の前後の潮回りです。

大潮の日ほどではないですが、干潮と満潮の潮位差が大きく十分な潮の動きとなります。場所によっては最適な潮回りと言われることもあります。

小潮

潮の干満差が最も小さい日です。

潮が緩いために魚の活性があがらず、一日を通じてポツポツと上がることがあります。メバルやカサゴなどの遊泳力の低い魚を中心に狙うと面白い。

長潮

潮の干満が小さく、潮の動きが非常に悪い潮回り

小潮の終わりとなる潮回り。釣果を上げにくく、敬遠されやすい傾向。

若潮

中潮に変わってくる潮回り。

潮がだんだんと流れ出し、干満の差が大きくなりだして魚の活性も上がってきます。

潮が動くタイミングを見つけよう

タイドグラフ

潮回りも大事だが、潮の動き出すタイミングも大事。また、【潮どまり(潮のゆるみ)】のタイミングも把握しよう。満潮から干潮、干潮から満潮に変化するタイミングで潮がゆったりと動くタイミングがある。上のタイドグラフでは ≪2:00≫ ≪8:00≫ ≪14:00≫ ≪22:00≫が緩んでいるタイミングです。

気づいた通り大体6時間周期で起きます。この時間に休憩やご飯などの釣り以外に時間を使い、潮が動き出したタイミングで釣りを開始すると時間を有意義に使えますね。

簡単ではあるが【魚が釣れやすい時間帯は?】と簡単にまとめてみたので、軽く読んでもらうとタイドグラフからの釣れやすい時間がわかってもらえると思います。

小潮や長潮だから釣果が全然期待できないわけではないです。朝マズメや夕マズメなどの時間帯、普段は激流だが潮回りによっては緩んで釣りやすい場所、その日の中でもまだ潮が動く時間帯などの時間や場所の工夫、タチウオなどの遊泳力の低い魚を狙うなど考えることは沢山あります。

私は隔週で釣りに出かけているのですが9月~10月にタチウオを中心に出かけると、ほぼ潮回りの大きい大潮か中潮ばっかりに当たってました。

タチウオは遊泳力が低いので小潮】【長潮】【若潮】がいいのにと思いつつ遊漁船に乗ると、地味であまり釣れないタチオウよりも見栄えがあり釣りごたえのある青物(鰤中心)のポイント周りになっていて悲しい思いをしていました。

ショアジギングや磯などで、普段は人気スポットで場所が確保できないが小潮や長潮ならば場所が確保しやすいなどのメリットもあると思いますので、小潮や長潮でもいいことはあります。

まぁ大潮や中潮の日ばっかり目掛けて釣りに行けたら全然問題ないのですが、そんな簡単に釣りに行けないので行ける日のコンディションで精いっぱいできることを考えよう!

大阪湾では遊漁力の弱いタチウオや、100m程を狙うクログチ、ゆったりと誘うタコなどは潮の緩い日が適していると言われれいます。

しかし青物御三家(ブリ・ヒラマサ・カンパチ)を筆頭に遊漁力の強いフィッシュイーターなどは潮が良く動く日が適していると言われています。

自分が釣りたい魚種を狙うのもいいですが、釣れやすい魚種を狙うもの一興ですよね。

それでは皆様の爆釣と安全な釣行をお祈り申し上げます。。

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