イカメタルの始め方!お勧めのロッドやリールやエギやスッテや仕掛け!アクションまで解説!

セッティング
イカメタル(富所 潤 JUN TOMIDOKORO)
イカメタル
出典:シマノ セフィア リミテッド

イカメタルの始め方を解説。ここではロッドやリールのみならずお勧めのエギ・スッテや仕掛けやアクションまで解説します。私も数年前に始めたイカ釣りですが今ではシーズンとなれば魚よりイカに集中します。一度釣ったらハマる人続出です

主にケンサキかを狙うことが多いですが、ヤリイカやスルメイカなどを狙ったりもします。

イカメタル
出典:シマノ セフィア リミテッド

イカメタルとはイカ(ケンサキイカ・ヤリイカ(ツツイカ)・スルメイカ)をルアー(メタルスッテ・ドロッパー)で釣る釣法のことです。同じような「オモリグ」釣法もあります。主にケンサキイカを狙う場合が多いですがケンサキイカは地方によって呼び名が異なりますのでご注意を。

ケンサキイカ
出典:photo AC
  • 和歌山周辺の太平洋:アカイカ
  • 富山~鳥取の日本海:シロイカ
  • 九州:ゴトウイカ・ブドウイカ

基本的には同じケンサキイカですが色が赤くなったり白くなったりするので「アカイカ」「シロイカ」、形が細長いゴトウイカ型、ずんぐりしたブドウイカ型、小さいメヒカリイカ型などに分かれるので「ゴトウイカ」「ブドウイカ」なんなどと呼ばれています。《水産庁イカペディア》にも載っていますのでご興味があるかたは是非。

  • ケンサキイカ:7~10月
  • スルメイカ:5~10月
  • ヤリイカ:10~4月

この3種類についてははじめは見分けることが困難なので少しづつでも勉強しましょう。理由としてはスルメイカには比較に期アニサキスが多く寄生すると言われており、釣って持ち帰る事には種類ごとに分けたほうがアニサキスリスクが少ないからです。

必要な道具としてはもちろん「ロッド」「リール:ベイトが主流」となりますが他には「仕掛け:オバマリグ」「鉛スッテ:オモリ兼ルアー」「ドロッパー:ルアー(エギ)」が必要となります。

イカメタル
出典:シマノ セフィア リミテッド

新たに始める方でイカメタルの魅力に取りつかれるか疑心暗鬼の方はまずタイラバロッドの流用で大丈夫です。また向かう方面として【日本海側:~40号(150g)】【太平洋側:~20号(75g)】を背負る硬さが目安です。

予算に余裕があれば専用ロッドが一番良いですが、選ぶポイントとしては以下の事に注意しましょう。

  • 長さ:6~7ft
  • ティップ:理想はチタンだがソリッドでもチューブラでも好み
  • ベイトリール:バーチカルな釣りなのでベイトリールが有利
  • スパイラルガイド仕様はトラブル減

実売価格30,000円前半の為、やや予算にゆとりがある方向け。掛け調子のメタルスッテ用でスッテサイズは10~30号が適正。シマノセフィアXRメタルスッテ専用ページは《こちら

実売価格10,000円前半のエントリーモデルだが性能は充分なソリッド穂先モデル。対応スッテサイズは10~30号。ファーストテーパー(先調子)なので繊細な釣りが楽しめる。このグレードでも充分に長く使える。

2024年の新商品で25,000円前後の実売価格。対応スッテサイズは10~30号の先調子タイプ。スパイラルガイドで激しい誘いアクションでも糸絡みを軽減。個人的に狙っている1本。

基本的にはカウンター付ベイトリールで1号を200m巻ければ問題なし。フィールドによっては100m程度の深場を中心に攻めたりするのでXGやHGが個人的にお勧め。

2024年6月発売予定の新商品。40,000円前後とやや高めの設定であるが「フォールレバー」「巻上距離アラーム」「ロングハンドル」「軽量ボディ」などなどあれば嬉しい性能が盛りだくさん!欲しいけど価格で悩んでいる逸品。

エントリーモデルとしては充分なモデル。私もサブ機として購入し現役で使用し十分に釣果を上げている。実売17,000~18,000円で手に入れることができ、タイラバなどライトジギングにも流用可能。安価版のBBもあるが値段差が4,000円程なので許されるのならばこちらをお勧め。

太さは乗る船から指示があればそれに従って、なければ0.5~0.8号を150~200mぐらいあれば十分です。太ければ流されやすくなるので細糸で軽めの鉛スッテを使った方がアタリは取りやすくなります。

イカメタル仕掛け

基本的にはメタルスッテ(オモリ)、エギ・スッテ・ドロッパーをセットして2本仕掛けで誘います。エダスの長さとして

  • 低活性:15~20cm:長く自然に
  • 通常時:5~7cm
  • 高活性:3~5cm:クイックに手返し良く

最初は市販仕掛けをお勧め。慣れてきたら自作するのも楽しいですが結構難しいです。

2セット入りとなっていますので「ショート」「スタンダード」「ロング」を各1セットあれば十分です。2.5号と3号を選べますが私は2.5号で充分だと思います。根掛かりがほとんどないのでサワラなどの刃物が乱入してこない限りは1セットあれば問題ないです。

鉛スッテ
鉛スッテとはこのような形状一番下に設置(ジャッカル:ゲキダキスッテメタル)

鉛スッテとはオモリとルアーの役目を兼用しています。よって重さも大事ですしカラーなども重要です。釣りに行く海域や乗る船によって重さは異なるので必ず事前に調べてましょう。重すぎたらアタリがわからないですし、軽過ぎたらラインが流され過ぎてお祭りの原因となります。

15号を超えてくると5号刻みが多くなり、15号未満は1号単位での販売が多くなります。また素材は鉛かタングステンの2種類で選びます。乗る船の指定ウェイトから前後5号を揃えていたら安心。

  • 日本海:15号~40号:5号刻みで6ウェイト揃えるのが理想だが15号と40号は必須
  • 太平洋:5号~20号が目安:10号~15号が良く使われる
鉛スッテ
ゲキダキスッテメタル:レッドヘッドグリーン(赤緑)

カラーは単色もあるが2色構成となっているのが多い。またアタリカラーは日替わりで変わることも多く、多色を持っていくことを強くお勧めする。また同色は飽きられやすくカラーローテーションが釣果を伸ばすコツ。イメージとしては基本カラーで始め、ナチュラルカラー→レッド系→浮いてきたらブラック系が無難。アタリが減ってきたら迷わずカラーを変えよう。

  • 基本カラー:「赤緑」「赤白」
  • ナチュラルカラー:「青」「青白」「金」「金白」など
  • レッド系:「赤ピンク」「赤オレンジ」「赤紫」など
  • ブラック系:「黒」「黒紫」「紫」
エギ
エギ(餌木)
スッテ
スッテ

サイズは号数で表すことが多く長さのイメージがつきにくいですが、1号=1寸⁼3.03cmとなります。

  • 1.5号=4.54cm
  • 1.8号=8.45cm
  • 2.0号=6.06cm
  • 2.5号=7.57cm
  • 3.0号=9.09cm

通常は1.8号~2.5号までのラインナップで充分だと思います。【2.5号では全くアタリがなかったのに2.0号に落としたとたんにアタリ連発】や、【赤緑でアタリではアタリがなかったのに黒に変えた瞬間にアタリ連発】などが結構ありますので多岐に渡るラインナップを揃えることが理想です。

1.8号・2.0号・2.5号で赤緑・ナチュラル系・レッド系・ブラックの4色、12本は購入しておきたいですね。

エギやスッテはコレクション的に集めたくなることが多々ありますので、買いすぎにはご注意を。

アクション(誘い方)は大きく5種類

イカメタルで誘うアクションは【ジャークステイ】【シェイクステイ】【誘い上げステイ】【誘い下げステイ】【デッドスローただ巻き】で、基本的にはアクションで誘ってステイで掛けるイメージ。

私は底を取ってから【誘い上げステイ】→【シェイクステイ】→【誘い上げステイ】→【シェイクステイ】で棚を上げつつ誘っていきます。結構重要なのが【ステイの時間】です。ジギング専門の方は違和感を感じるかもしれませんが数十秒のステイも効果的です。

わからないときはメジャークラフトのヒロセマンから学びましょう。

これから日本海でも凪の日が多くなってきてヤリイカやケンサキイカのシーズンとなります。夏には「大人の夜遊び】と呼ばれる楽しいイカメタル。釣って楽しく食べて美味しくおすそ分けで喜ばれてスーパーで買えば高いイカ!最高の釣りですね。

それでは皆様の爆釣と安全釣行をお祈り申し上げます。

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