そろそろシーズン到来!大人気サワラキャスティング!準備は万端ですか?

セッティング
サワラキャスティング

近年盛り上がりをみせるサワラキャスティングゲーム。
東京湾や伊勢湾でも盛んですし、私のフィールドの大阪湾でも近年特に盛んになってきています。

数年前までは興味を持っていなかったせいなのか、大阪湾でキャスティングは今よりももっともっとマイナーでキャスティングをしたいときは沖堤防に上っていました。

タチウオ同様に食べて上手いサワラ&サゴシ!春が旬だとも言われていますが、真冬に脂が乗りまくった『バターサワラ』の刺身や炙りは釣り人の特権とも言えますね!

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まずはサワラの生態を知ろう

サワラ

地域にもよって異なるが関西では70cm程度までがサゴシ、それ以上をサワラと呼ぶ場合が多いが境目は決まっておらずたまにプチ口論になる。

1年で40~50cm、2年で60~70cm、3年で80cm程まで成長し、寿命が6年~8年程で1m程まで成長する魚。(サゴシはショアジギの登竜門とも呼ばれ、初心者も楽しめる)

春の魚と書いて鰆(サワラ)と読むので旬は春かと思いきや関東は春が旬と言われ、私も冬のバターサワラをこよなく愛する。

サワラとアニサキスは切っても切れない関係でほぼ100%ぐらいの高確率で内臓に潜んでいると言われている。死後内臓から本体?(身の部分)に移動する為、釣り人は刺身で食べる場合はすぐに内臓処理をしている。
通常の漁だと取ってすぐに内臓処理などできないから、スーパーなどで並んでいるのはほとんどが加熱用になる。

釣り方

釣り船

もちろんジギングでも釣れるしショアジギでも狙えるのだが、今回は勿論キャスティングを中心での紹介。
船によって色々なルールはあるので、基本はその船のルールにしたがいましょう。

【ブレード】ジギング&キャスティング

ブレードショーテル
出典:シャウト ブレードショーテル

フロントフックは使用せず、リアにブレード付フックを付けてのジギング及びキャスティング
青物特融の頭からのバイトは排除してリアからの食い付きのみに重点を絞る。

そもそもサワラはタチウオなどと一緒に刃物と言われるぐらい鋭い歯が特徴なので、頭目掛けてのバイトがあったときにはジグロストの危険が増してくる。

サワラキャスティング

理想はこのような感じでがっつりと口の堅いところにフッキングすることが理想であるが、最悪飲み込まれてもガッチリフッキングすることによってジグがエラあたりから出てくるのでフッキングはしっかりする様に心がけよう。

アクションや誘い方

スピニングリール ロッド

アクションなしの基本早巻き一直線のみ!
その中でも早巻きか、高速早巻きか、超高速早巻きをその日その日の当たり速度に合わせるするようにするだけでokです。

フッキングで掛け損なってもまだ追ってきていたり、他のサワラがバイトしてくることもあるので止めずに巻き続けましょう。

好奇心が強い魚なので、高速巻きからのロングジャークなどで誘うジギングは、ヒットチャンスが多くなりますが、ジグロストの機会も格段に上がるのでお気を付けください。

セッティング

サワラキャスティング
出典:シャウトYouTube

ここはブレードジギングの仕掛け人と言っても過言ではないシャウトの小野さんが2023年9月18日に大阪湾で実釣しているので、そのセッティングを参考にしていきましょう。

ロッド

ロッド
出典:シャウト

シャウト!セデュースBLJガンナーSBG713S
BLJ=ブレードジギングにおける遠投キャスティングモデル。
浅場で小型イワシを捕食するサワラを広範囲に探るための飛距離と、不意のナブラにも対応できる取り回しの良いレングスが特徴。
仕舞寸法:175cm(5’9”) 自重:121g

BLJがブレードジギングっって言うんですね!初めて知りました。
SLJがスーパーライトジギングの略って知ったぐらいの衝撃と、略が進むと知っている人と知っていない人との会話がかみ合わなくなるなと思ってくる今日この頃です。

リール

ステラ

はい!みんなご存じSHIMANOのフラッグシップスピニングリール【ステラSW5000HG】ですね。

高速巻きが主となるゲームですので、HGかEXならば成立しそうですね。
シマノ派の人ならばステラの購入について一度は考えますよね。

私も大した腕はないんですが、ステラ信者です・・・・

お金に余裕がある方は、スペックも手に入りますし羨望のまなざしも・・・・ご自由にどうぞ

その他

ざっくりとしてしてしまいましたが、

・ライン:PE1.5号 (ジギングもする場合は色付きがお勧めです)

・リーダー:フロロ28lb(歯が鋭いですし、サワラの初速早いので少し太めですね)

ジグ&フック

サワラキャスティング
出典:シャウトYouTube

ここは今回のコンセプトでもあるので、丁寧にご説明します。

 ブレードショーテル50、60、80g
ブレードランス40、50g グリーンオレンジ、ピンクゴールド、ピンクゼブラグローケイムラなどを今回はしようされてました。

またフックについても

パワフルBLJスペアフック ゴールドM,Lなどともちろんブレード付のフックですね。
こんな感じでブレードが付いているタチウオジギングに最適なバーブレス4本フックはどこかに売ってないですかね(売っていたら教えてください!)

注意点とコツ

折角バイトがあったに関わらず、キャッチできなかったら悲しい思いをするだけです。
幾つかの注意点とコツを覚えておくだけでキャッチ率はあがります。

フッキング

サワラキャスティング
出典:シャウトYouTube

高速巻きの棒引きをしているのでスムーズなフッキングができる体制にしておきましょう。
スムーズで十分なフッキングができる様に、ラインとロッドは直線(180°)ではなく135°ぐらいになるようにしましょう。

90°に近づきすぎると後ろにロッドを動かす余白が少なくなって十分なフッキングができないです。

シングルフック

ブレードショーテル
出典:シャウト ブレードショーテル

ジギングやキャスティングをするときには、今までアシストフックやトレブルフックを使用していたのに、なぜサワラキャスティングの場合はシングルフックなのだろう?バランスなのかな?

と不思議に思っていた理由がわかりました。

サワラキャスティング

サワラのバイトは、棒引きしているジグを背後からジグ以上の速度でくらいついてきます。

小さなジグは丸のみにされ、そのままファイトするとリーダーが切れてしまう可能性があるんです。

丸のみされ内部のエラなどに掛かった針を、フック時に口の中から引き抜き針を口周りに再度フッキングさせるんですね!

なのでスイベルの先にあのような場所のリーダーに傷がつくんですね。

丸のみされたジグを強引に引きずり出しパワーが必要なので、十分に力を加えることができる角度である135°・・・なるほどですね!

もちろんまめにリーダー点検は行いましょう。

ジグ

不用意に水面から出さない

サワラキャスティング
出典:シャウトYouTube

見ずらいですが、タモ入れの際にもサワラを水面からあまり出していないですよね。
サワラがタモ入れ直前にバラシている光景は皆さまも多々見たことがあるともいます。

サワラは水面からでると暴れだす習性があるみたいですので、引き抜かずタモ待ちの場合は水面少し下でサワラを回すようにしながら待機しましょう。

これから段々サイズもあがり盛り上がりを見せてくれるサワラキャスティング。特に冬のバターサワラは全身トロとなり、抜群の旨さがありますよね。ファイトも楽しく、食べて美味しいサワラ!また刺身や炙りで食べれるのは釣り人の特権ですよね!

皆様も爆釣をお祈りましす。
キャスティングはケガも伴いますので、爆釣よりも安全重視で楽しい釣行を!

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