【近畿圏エリア別】2022年12月に釣れていた魚種は?忙しい師走釣行を効率的に!

瀬戸大橋 海釣り
出典:神戸環境公式サイト
冬の日本海
出典:photoAC

師走(12月)は師(お坊さん)も走り回るぐらい忙しいと言われる季節ですよね(諸説あり)。社会人の方々や20歳以上の学生さんは忘年会などの社会業務、家庭をお持ちの方は買い物や旅行等々の家庭行事が入って来ると思います。

ここでは昨年の釣果を基にエリア別の出船率や釣れている魚種の情報提供となります。予約や道具の準備にお役立てればと思います。(ジギング中心に)

灯台
出典:日本ロマンチスト協会

冬の日本海は荒れるイメージをお持ちの方が多いと思います。冬になると大陸のシベリア寒気団の影響で北よりの風が強くなり日本側は波が高くなります。夏は湖の様なベタ凪の日も多いのに極端に変わりますよね・・・

丹後から出向している有名船「ALBATROSS」と「HappinessⅡ」の2022年に出船できた日数の纏めです。
■ALBATROSS:出船回数6回:月間出船率19.3%
■HappinessⅡ:出船回数8回:月間出船率25.8%

どちらも丹後を代表する有名船のため予約が入らないとは考えにくいので、31日中10日も出船できていないませんね。丹後に釣行する場合は多めに行ける日にちを予約しておいた方がいいですね(もちろんキャンセルは厳禁ですよ)

釣果
出典:塩ちゃん釣果

基本的には「ブリ」「メジロ」が中心の釣果となり、日によってはハマチの入れ食いタイムとなっております。たまにサワラやヒラマサが混じる程度なのでブリセッティングで問題ありません。

瀬戸大橋
出典:Feel KOBE 神戸公式観光サイト

明石海峡大橋の西部に位置する明石市。瀬戸内海に面しますので冬の日本海とは雰囲気が全然違いますよね。個人的な明石の遊漁船のイメージとしては「半日便」「魚種豊富」「船には屋根付きで個別椅子」「激流」です。

遊漁船も多数出向していますが、個人的に代表として2船を選んでまとめました。

ジギング船を代表として「魚英」タイラバ船を代表として「大雄丸」の2022年の出船情報です。明石は火曜日がお休みとなっていますので最大出航数は27日として計算しています。
■魚英:出船回数19日:月間出船率70.3%
■大雄丸:出船回数21日:月間出船率77.7%

ほぼ出航できると思っていい出船率ですね。余程の天候にならない限りは出航できると思いますので、保険の予約は入れずに必要な日を予約しましょう。

鯛釣果
出典:photoAC

青物は「ハマチ」「メジロ」クラスが中心となり、「ブリ」「サワラ」が混じる程度のイメージですね。タイについてはチャリコサイズも混じるものの中型サイズが一人数枚上がっていました。

小潮や若潮などの潮が緩い日にはタチウオも狙えるのが魅力です。大阪湾は9月10月初旬頃、フォールで底が取れないぐらいタチウオが沸いていましたが、10月下旬ごろから全然釣れなくなりましたのでスキがあれば明石で狙いたいなと思います。多くの本数は釣れません大型が釣れるのが醍醐味ですね。

串本は養殖が盛んなエリアで養殖イカダに小舟を着けて釣るカセ釣りが盛んである。養殖のエサを目当てにブリやカンパチなどの青物からヒラメ、サワラなどがノマセ釣りを中心に良く釣れる。

また黒潮の影響からかジギング船はキハダやビンチョウマグロ(通称トンボ)などのポイントも比較的近く、フカセ釣りで大物狙いの船も多く出航している。

外洋まで出るかどうか、何を狙うかで出航率は変わってくるので串本エリアは3船で数値を取ります。
■Fishing Hayabusa:出航回数8回:月間出航率25.8%(キハダフカセ中心)
■雄弘丸:出航回数18回:月間出航率58%(3船体制)
■悠真丸:出航回数9回:月間出航率56.2%(16日まで:キハダフカセ中心)

キハダ便は天候の影響や乗船数などにもよって出航回数は変動するので何とも言えませんが、出航率は高いと感じています。

また魚種豊富なエリアとなりますので、キハダに拘らなければカセ釣りを始め様々な釣りものがあるエリアです。

対象魚種は非常に幅広くキハダマグロやカツオなどからブリ族やカンパチ、アコウなど根魚まで狙えます。他にもチカメキントキなど中深海の魚種も狙えるのがいいですね。

伊勢湾
出典:パールファルコ

伊勢と言えば真珠の養殖を思い出す人が多いと思います。複雑に入り組んだリアス海岸が美しい景色を見せてくれるエリアです。

東京湾や相模湾や大阪湾の様にかなり入り込んでいる湾形状なので、湾内は比較的波が穏やかです。

伊勢志摩周辺は串本同様にトンジギなどの遊漁船が多数ある為、今回は近海便を中心に2船ピックアップしました。
■ありもと丸:出航回数22回:月間出航率70.9%
■KAIEIMARU:出航回数25回:月間出航率80.6%

やはり湾形状からか明石エリアなみに出航率は非常に高いエリアです。数年前は頻繁にトンジギ便で乗船していましたが外洋に出たら独特な波になりますし、なんせ修行の釣り・・・。辛い思い出が蘇ってきました。

サワラ
出典:photoAC

伊勢湾と言えばなんと言ってもサワラですね!キャスティングはトップシーズンからズレていますがまだまだジギングで釣れていました。入ってきた群れにもよりますがブリやメジロ(ワラサ)ハマチ、潮が緩ければタチウオもまだまだ上がります。

少し難しいのがベイトパターンの複雑化。大阪湾ならばタチパターン一色ですが、イワシパターンやキスヒイラギパターンなどがあるので持参ジグは多様に。またベイトセットのみではなくスピニングセットも用意して挑もう。

船からの景色

冬の海は荒れて釣りも大変なイメージがありますが日本海を除いて、瀬戸内から大阪湾、伊勢湾などのエリアに行けばそんなにも神経質になる必要はありませんね。

今回はジギング中心にまとめましたが、魚が肥えてきて格別の味になってくるシーズン。ルアーに拘らずエサ釣りにもジャンルを広げるともっと楽しくなりそうですね。

私は結構海上釣堀で「トラフグ」や「サーモン(トラウト)」を狙いに行ったりします。

釣堀と言えども奥が深く、舐めてかかるとボウズも全然あります。ご興味がある方は大阪に数カ所ありますので、是非どうぞ。

それではこれから忙しくまた、風邪のシーズンとなりますがお体と安全第一で爆釣をお祈り申し上げます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました