「生エサはよく釣れるけど、エサ取りに弱くてすぐなくなる。人工エサはエサ持ちはいいけど食いが落ちる」。釣りエサの悩みを突き詰めると、だいたいここに行き着きます。
マルキユーが5年以上の歳月と100回を超えるフィールドテストをかけて開発した「ハイブリッド クロス」は、その両方の弱点を同時に解決しようというエサです。
ハイブリッド クロスとは何か
生エサの「食い」と人工エサの「エサ持ち」を融合
オキアミやイワシなどの生素材をミンチ状にして、マルキユー独自のエサ持ち素材と融合(ハイブリッド)させた、生のエサの食いのよさはそのままに、エサ持ちの性能も高めた新次元設計のくわせエサです。
マルキユー独自のエサ持ち素材は弾力を含んだ面白い触感で、自然素材による摂餌力に加え、プニプニと柔らかく吸い込みやすいため、非常に食わせる力が高い。

つまり「エサ持ちのために固くしてない」というのがポイントです。柔らかくて食わせやすいのに、なぜかエサが持つ。そこがこれまでのエサと違う部分です。
再冷凍・ストックができる実用性の高さ
1度解凍したハイブリッド クロスを保存する場合、次の釣行まで1週間程度なら冷蔵保存、それ以上間隔が空くなら冷凍保存が可能です。解凍→冷凍を繰り返すと少しずつ硬さが増していくため注意が必要ですが、再冷凍できること自体が生エサとの大きな違いです。
生オキアミや生イソメは余ったら基本的に捨てるしかありませんが、ハイブリッドクロスは次回の釣行にそのままストックできます。これが実際の使い勝手に大きく効いてきます。
タイプとF値(硬度)の仕組み
タイプはエサの幅(太さ)で選ぶ

ラインナップはタイプによって太さが変わります。イソメタイプ(S)が幅3mm、オキアミ・むきエビタイプが幅5mm、有頭エビタイプ(M)が幅7mmです。成分は同じなので、狙う魚の口の大きさや使う針の太さに合わせてサイズを選ぶだけです。
名称は素材の違いではなく、幅に対応した名前になっています。「イソメタイプだからイソメ原料」ということではありません。
F値は「硬度」を表す指標
パッケージに大きく書かれた「F値」という数値はマルキユーが体系化したエサの硬度(硬さ)を表しています。数値が大きいほど硬くなり、それぞれの形状(タイプ)に合わせて一番釣れる絶妙なF値があらかじめ設定されているのが特徴です。
硬さは魚によって決めるというよりも、その日の状況に合わせて変えるのが基本的な考え方です。エサ取りが多い状況では硬めを選び、食いを重視したいときは柔らかめを選ぶという使い分けになります。
発売ラインナップ
| タイプ | 幅 | 硬度(F値) |
|---|---|---|
| オキアミタイプ | 5mm | F2 |
| むきエビタイプ | 5mm | F2.5 |
| 有頭エビタイプ(M) | 7mm | F7 / F10 / F15 |
| イソメタイプ(S) | 3mm | F15 |
| オキアミタイプ | 5mm | F1.5 |
| むきエビタイプ | 5mm | F3 |
船釣りのアジ・イサキ狙いには「むきエビタイプ F2.5」がマッチしやすく、エサ取りへの対応力が高い場面では「有頭エビタイプ F15」や「イソメタイプ F15」が候補になります。
使い方は驚くほどシンプル
スリット入りで現場での手返しが良い
使う際は解凍後、あらかじめ入れられているスリットに沿って割き、針に付けるだけです。釣り方や対象魚に合わせて付け方やタラシの長さをアレンジしたり、テンヤなどと組み合わせて使ったりと、アイデア次第で幅広く活用できます。
ハサミも不要で、使いたい長さに手でピッと割くだけ。現場での手返しが良い設計になっています。
まとめ
これまで釣りエサは、魚の食い込みが良い生エサ(天産物)と、針持ちや扱いやすさに優れる人工エサに大別されてきました。ハイブリッドクロスはその二項対立に「どちらでもあるエサ」という新しい答えを提示しています。
品切れが続出している釣具店もあるほど注目されており、船釣り・磯釣り・投げ釣りと釣り種を選ばず使える汎用性の高さが評価されています。「虫エサが苦手だけど食いのいいエサを使いたい」という人にも特におすすめできます。
それでは本日も皆様の爆釣と安全釣行をお祈り申し上げます。

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