【2026年新製品】ダイワ「26フリームス」を徹底解説。エアドライブデザイン搭載で進化した、海釣り万能機の実力

26フリームス 新製品
エアドライブデザイン搭載で進化した【26フリームス】が登場

堤防のサビキ釣りから、エギング、サーフのヒラメ、ショアジギングでの青物まで。一台で幅広い海釣りをこなしたいアングラーにとって、長年支持を集めてきたのがダイワの「フリームス」シリーズです。2026年、そのフリームスが5年ぶりにフルモデルチェンジ。「26フリームス(26 FREAMS)」として新登場しました。

実売価格1万円台という手の届きやすさを維持しながら、これまで上位機種限定だった技術が惜しみなく投入されています。今回は海釣り全般での使い勝手という観点から、スペックと特徴を丁寧に解説します。

26フリームスの立ち位置。何が変わったのか

フリームスは、ダイワのスピニングリールの中で「グローバルスタンダードモデル」と位置づけられているシリーズです。上位機種(セルテートやイグジストなど)で磨かれた技術を、手の届く価格帯に落とし込んでいるのが特徴です。

今回最大のトピックは、「エアドライブデザイン」が初めてフリームスクラスに搭載されたことです。これまでこの設計思想は上位機種に限定されていましたが、26フリームスではその一部がついに採用されました。

エアドライブデザイン
エアドライブデザイン
  • エアドライブローター:ZAION V製。軽量化されながら剛性を落とさない、球体を切り出したような独自形状
  • エアドライブベール:中空パイプタイプを採用し、軽量化とライントラブルの低減を両立(レガリスまではワイヤータイプ)

このフロントユニット(ローター・ベール)の軽量化により、重心がボディ側に寄り、持ち重り感の少ない軽快な操作性が手に入りました。キャスト時のシャープな振り抜きや、ジャーク・シェイクといったロッド操作で違いを実感しやすい設計です。

26フリームスのスペックと搭載テクノロジー

項目内容
ボディ素材ZAION V(カーボンハイブリッド樹脂)
ローターZAION V製 エアドライブローター
ベールエアドライブベール(中空パイプタイプ)
ドラグATD TYPE-L
防水マグシールド(ピニオン部)
ベアリング5BB(ピニオン部2BB、ドライブギア部2BB、オシレートギア部1BB、すべてSUS製)

ATD TYPE-Lは、従来のATD(オートマチックドラグシステム)から初動レスポンスをさらに高めたドラグ機構です。魚の引きに合わせてスムーズに作動し、滑らかに効き続けるため、不意の大物がヒットした際にもラインブレイクのリスクを抑えられます。

マグシールドは、ピニオン部に磁性を持つオイルの膜を作ることで、海水や砂塵の侵入をブロックするダイワ独自の防水機構です。この価格帯のリールにマグシールドが搭載されているのは大きな強みで、堤防や砂浜など過酷な環境で使い続けるアングラーにとって、長期間性能を維持できる安心材料になります。

海釣りで使う番手別の特徴

26フリームスは2026年2月にライト〜ミドルクラスの番手が先行発売され、2026年3月に4000番以上の大型番手が登場しています。

番手主な釣種備考
LT2500D / LT2500エギング、シーバス、堤防の汎用ルアー釣り最も汎用性が高いクラス
LT2500S-XHエギング、シーバス、スーパーライトジギングややパワーを求める釣り向け
LT3000D-C / LT3000-CXHライトショアジギング、チニング、シーバスコンパクトボディで取り回しが良い
LT4000-C / LT4000-CXHショアジギング、サーフのヒラメ・青物パワーとキャパシティを両立
LT5000D-CXH / LT6000D-Hショアジギングでの中型〜大型青物パワーライトタイプEVAノブ標準搭載

5000番以上のモデルには、握りやすく力を込めやすいパワーライトタイプEVAノブが標準搭載されており、重量のあるメタルジグの操作や、青物とのファイトで力を込めやすい設計になっています。

パワーライトタイプEVAノブ

パワーライトタイプEVAノブ

スプールには、PEラインのような細糸からショックリーダーの太糸まで対応する新形状のパーフェクトラインストッパーを搭載。横長形状により縦方向の省スペース化を実現し、スプール自体の軽量化にも寄与しています。

ショアジギング・青物狙いでの実力

堤防や漁港、サーフからのショアジギングで青物(サワラ、ハマチ、ワラサ級など)を狙う場合、リールに求められるのは「ボディの剛性」と「巻き上げパワー」です。

26フリームスのボディには、前作同様ZAION V(カーボンハイブリッド樹脂)が採用されています。金属を凌駕する軽量性と、金属に比肩する強度をハイレベルで両立しており、青物が掛かった際にボディが歪んでギアの噛み合わせが悪くなるような不安は少ない設計です。

なお、上位機種に搭載されているモノコックボディ(ボディカバーを廃し、ボディに直接プレートを固定する高剛性構造)はフリームスには採用されていません。これは価格帯による差別化のためで、より高い剛性を求める場合は、上位機種である「セルテート」シリーズが選択肢になります。逆に言えば、「セルテートまでは要らないが、青物にもしっかり対応したい」というアングラーにとって、26フリームスは非常にバランスの良い立ち位置にあります。

ライバル機種との比較

同価格帯で比較されることが多いのが、ザイオンV製ボディ・エアドライブデザインを搭載した「レガリス」です。両者の違いは主に防水機構(マグシールド)の有無に集約されます。

26フリームス23レガリス
ボディ素材ZAION VZAION V
エアドライブデザインローター・ベール搭載ローター・ベール搭載
マグシールドありなし

堤防や波をかぶりやすい環境で頻繁に使う、メインリールとしてハードに使い倒すという方は、マグシールドによる防水性能の高い26フリームスが安心です。逆に使用頻度がそれほど高くない、予算を抑えたいという方は、レガリスも十分選択肢に入ります。

どんな海釣りに向いているか

  • 堤防・漁港でのエギング、シーバス、チニング(2500〜3000番)
  • サーフからのヒラメ・マゴチ狙い(3000〜4000番)
  • ショアジギングでの青物全般(4000〜6000番)
  • 1台で複数の釣りをこなしたい、これから海釣りを始める・ステップアップしたい方

まとめ

26フリームスは、上位機種限定だった「エアドライブデザイン」と「マグシールド」を、実売1万円台という手の届く価格帯に落とし込んだ意欲的なモデルです。堤防の汎用ルアー釣りから本格的なショアジギングの青物狙いまで、海釣り全般を一台でこなしたいアングラーにとって、コストパフォーマンスに優れた有力な選択肢になります。「最初の一台」としても、「サブ機・遠征用」としても活躍してくれる一台です。

それでは本日も皆様の爆釣と安全釣行をお祈り申し上げます。

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