シマノ スティーレ|性能で選ぶテクニカルゲーム機の実力

スティーレ 新製品
シマノからスティーレが登場

テンヤタチウオやカワハギなど、繊細な操作と高負荷のやり取りを同時に求められる船ライトゲーム。この釣りに特化したリールがシマノ「スティーレ」です。

2026年9月には汎用性の高いHG(ハイギア)番手が新たに加わり、ギア比が全3タイプになりました。この記事では性能面を中心に解説します。

SHIMANO TV公式チャンネルより

ステラと同じマグネシウム素材で驚異の145g

マグネシウム素材
マグネシウム素材

スティーレの最大の特徴は、フレームにシマノの最高峰スピニングリール「ステラ」と同じマグネシウム素材を採用している点です。この素材と高剛性「HAGANEボディ」の組み合わせにより、全モデル共通で145gという軽さを実現しています。

145gという軽さは、テンヤタチウオやカワハギのように何十回・何百回と仕掛けを投入する釣りで効いてきます。1回あたりのわずかな重さの差が、釣行全体の疲労に直結するためです。

マイクロモジュールギアによる巻き上げ性能

マイクロモジュールギア
マイクロモジュールギア

内部にはマイクロモジュールギアが搭載されています。ピニオン&メインギアの歯を小型化し、従来より多くの歯数を密に噛み合わせることで、強度を落とさずにギアノイズを大幅に低減しています。

テスターの鈴木孝氏は「特にXGは通常だと巻き上げが重いんですよね。マイクロモジュールギアになったことで魚を掛けてからのやり取り、仕掛けの回収が楽におこなえるようになった」とコメントしています。

HGくらいの巻き心地でXGのギア比を実現しているというのが、このギアの核心です。

55mmロングハンドルによるパワーと操作性の両立

55mmのロングハンドル
55mmのロングハンドル

55mmのロングハンドルを採用することで、高負荷でもパワフルな巻き上げを実現しています。その負荷は高剛性HAGANEボディがしっかりと受け止める設計です。

三次元構造の曲面を持つロングクランクハンドルはダブルハンドル仕様になっており、両端のハンドルノブが回転することで握りやすさも確保されています。

ハンドル荷重(巻きの重さ)約6%低減
ハンドル荷重(巻きの重さ)約6%低減

テスターからも「ハンドルが長くなったことでゆっくり回しても速く、楽に巻ける」という評価があり、パワーと快適性を両立させている点がうかがえます。

新形状クラッチレバーで操作性を追求

操作性を追求
操作性を追求

新形状のクラッチレバーも搭載されており、テクニカルな攻めの釣りをサポートします。水深が変化していくため頻繁なクラッチ切り替えが必要になるマルイカのような釣りで、この効果を実感しやすいとテスターは述べています。

軽快な操作が可能
軽快な操作が可能

3フィンガーパーミングしたままでも軽快に操作できる設計になっており、ライトなボートゲームで多用される持ち方のまま、親指の位置をほぼ変えずにクラッチを切り替えられます。

2026年、HG番手が新規追加

これまでスティーレはPG(パワーギア)・XG(エクストラハイギア)の2タイプでしたが、2026年に汎用性の高いHG(ハイギア)が新たに加わりました。

全3タイプのラインナップになり、ターゲットや釣法に合わせて最適な1台を選べるようになっています。

スペック一覧

品番ギア比最大ドラグ力(kg)自重(g)スプール径/幅(mm)糸巻量PE(号-m)最大巻上長(cm/1回転)ハンドル長さ(mm)ベアリング数(BB/ローラー)本体価格
100PG/101PG6.44.514529/191-200, 1.5-150, 2-100585510/154,000円
100HG/101HG7.83.514529/191-200, 1.5-150, 2-100715510/154,000円
100XG/101XG8.93.514529/191-200, 1.5-150, 2-100815510/154,000円

どのギア比でも自重145g・スプールサイズ29/19mmは共通で、ギア比の違いだけで選べる分かりやすいラインナップです。

番手の選び方

PG(パワーギア):巻き上げ力を重視。重めの仕掛けを使うカワハギや、パワーファイトが必要な場面向け。

HG(ハイギア):2026年新登場のバランス型。汎用性が高く、迷ったらまずこの番手が候補になります。

XG(エクストラハイギア):手返しの速さを重視。マイクロモジュールギアの恩恵で、本来重くなりがちなXGでもHGに近い巻き心地を実現しています。

まとめ

スティーレの性能面での核心は、ステラ譲りのマグネシウムフレームによる145gの軽さ、マイクロモジュールギアによる滑らかな巻き上げ、55mmロングハンドルによるパワーという3つの要素が高い次元で両立している点にあります。

2026年のHG追加によって、PG・HG・XGという3つのギア比から釣り物やスタイルに合わせて選べるようになりました。テンヤタチウオやカワハギなど、繊細さとパワーの両方が求められる船ライトゲームに本気で向き合うなら、性能面で妥協のない選択肢です。

それでは本日も皆様の爆釣と安全釣行をお祈り申し上げます。

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