「漁具のようにラフな使用にも耐えうる信頼性」。テイルウォークが2026年10月に発売するスロージギングロッド「スローバンプSD」のコンセプトです。“獲る”ための本質を追求した実戦主義の1本として、近海のライトスロージギングから大型魚狙いまで幅広く対応します。
全6機種、同じ6.2ftで統一された理由

スローバンプSDは全6機種、6フィート2インチというレングスに統一されています。
パワーは2番・3番・4番の3種類ですが、それぞれに「チューブラーモデル」と「しなやかに曲げて魚の引きを受け止めるフルソリッド(FSL)モデル」の2タイプが用意されているため、合計6機種というラインナップになっています。
同じジグウェイト・同じ長さでも、ブランクスの特性で選べるという設計です。ジグを飛ばしやすいシャープな反発力が欲しいならチューブラー、低活性時に軽量ジグを違和感なく漂わせたいならフルソリッドという使い分けができます。
チューブラーモデルの特徴

ジグを容易に飛ばせるシャープなブランクスの戻りと、ドラグを高めた状態でも魚の突進を受け止める粘り強さを両立しています。
24t〜40tの中・高弾性カーボンシートを適宜配合したレスポンシブなブランクスを採用しており、過酷なフィールドでも安心して使い込める実戦性能を備えています。
フルソリッドモデルの特徴

24tカーボンによる中弾性のフルソリッドブランクスを採用し、ターゲットの急な突進にもフレキシブルに追従するしなやかさが特徴です。よりスムーズなベンディングカーブと軽量化を実現するため、スパイラルガイドセッティングを採用しています。
スパイラルの捻りの終点をバット側の強靭なセクションで完結させる「QUICK TURN SPIRAL SYSTEM」により、従来モデルを大幅に凌ぐリフトアップ力を獲得しています。
ラインナップと対象魚種
622/622FSL(ルアーMAX 230g)
近海エリアを中心としたライトスロージギングの基準となるモデルです。対象魚は青物、根魚、アカムツなど。FSLモデルは低活性時や、軽量ジグを違和感なくナチュラルに漂わせたい場面に向いており、タチウオ・マダイも対象に含まれます。
623/623FSL(ルアーMAX 300g)
近海から中深海まで広くカバーする、シリーズの中核を担うバーサタイルモデルです。多彩な水深や潮流に対応でき、汎用性の高さが魅力です。FSLモデルはアカムツ・タチウオ・マダイ・青物・根魚など、対象魚種がさらに広がります。
624/624FSL(ルアーMAX 400g)
速潮エリアやディープレンジ、大型魚を想定したヘビーパワーモデルです。抵抗感のあるジグをしっかり動かせる張りを備え、大型青物や根魚とのファイトも視野に入れた設計です。FSLモデルはマグロ類も対象魚種に含まれています。
肘が安定する「ロングフラットリアグリップ」

リアグリップのEVAを延長し、肘が当たる面をフラット化した「LONG FLAT REAR GRIP」を採用しています。
スロージギングはゆっくりとリフトして滞空時間の長いフォールが基本ですが、このフラット面に肘をしっかり設置できるため、連続ジャーク時の支点が安定し、入力のしやすさと操作精度が高まります。
ガイド・リールシートも本格仕様

ガイドは全て富士工業製のSiCリングガイド(ALL SiC)を採用。改良型ハードリングの20倍以上のライン寿命、5.7倍の熱伝導率という性能を誇ります。

リールシートには、大型リールを装着した際にも抜群の安定性を発揮する富士工業製TCSリールシートを採用しており、フット部分をしっかりと固定できます。
船上で瞬時に番手を判別できるよう、バット部周辺のスレッドカラーも番手別に設定されています(2番:ホワイト、3番:レッド、4番:オレンジ)。
スペック一覧
| モデル | 自重(g) | ジグウェイト(g) | PEライン(号) | ドラグ(kg) | 価格(税別) |
|---|---|---|---|---|---|
| 622 | 134 | max 230 | max 2.0 | max 3.5 | 34,000円 |
| 622/FSL | 159 | max 230 | max 2.0 | max 4.5 | 38,000円 |
| 623 | 137 | max 300 | max 2.5 | max 4.5 | 34,000円 |
| 623/FSL | 174 | max 300 | max 2.5 | max 5.5 | 38,000円 |
| 624 | 152 | max 400 | max 3.0 | max 5.5 | 35,000円 |
| 624/FSL | 179 | max 400 | max 3.0 | max 6.5 | 39,000円 |
全機種、全長6.2ft・2ピース(バットジョイント仕様)・仕舞寸法142cmで統一されています。
まとめ
スローバンプSDは、同じジグウェイト帯でチューブラーとフルソリッドを選べるという、痒いところに手が届くラインナップ構成が最大の特徴です。
近海のライトスロージギングから大型魚狙いまで、青物・根魚・アカムツ・タチウオ・マダイ・マグロ類と幅広いターゲットに対応します。
過酷なオフショアの現場でタフに使い込める実戦的なロッドとして、10月の発売が楽しみな1本です。
それでは本日も皆様の爆釣と安全釣行をお祈り申し上げます。

コメント