シマノスロージギングロッド【オシアインフィニティモーティブ】が待望のモデルチェンジ

オシアジガーインフィニティモーティブ 新製品
オシアジガーインフィニティモーティブがモデルチェンジ
オシアジガーインフィニティモーティブ
オシアジガーインフィニティモーティブ

シマノロッドを使うならば憧れのOCEAシリーズのロッド。OCEAシリーズのロッドでスローピッチロッドはリミテッド(LIMITED)・インフィニティ(∞)・インフィニティモーティブ(∞MOTIVE)の3種類があります。

  • リミテッド:6.2ft:1.88m
  • インフィニティ:6.1ft~6.5ft:1.85m~1.96m
  • インフィニティモーティブ6.10ft:2.08m

違いは色々とありますが一番の違いは全長となります。最近は疲れにくさからショートロッドのスロージギングロッドが多くなってきましたがインフィニティモーティブは長いですね。今回のモデルチェンジはどのようになっているのか見ていきましょう。

シマノインストラクター山本啓人氏がSHIMANO TV公式チャンネルのYouTube解説もしていますのでご覧になって下さいね。

オシアジガー インフィニティ モーティブ / 山本啓人【シマノオンラインフィッシングショー】

ショートロッドのスロージギングが主流の中でオシアジガーインフィニティモーティブを使うべき特徴を見ていきましょう。

オシアジガーインフィニティモーティブ
オシアジガーインフィニティモーティブ

6.10ftの長さがあるためにロングジャークやロングフォールを作り出すことが可能です。これはショートロッドでは実現ができなく、長さがあるロッドの優位性となります。

ひと昔はロングロッドを用いてのスロージギングが主流でしたが近年ショートロッドが主流になったのには「疲れる」「しんどい」ことが幾つかある要因の一つです。そこで今回のモルティブは幾つかのテクノロジーで対応をしています。

オシアジガーインフィニティモーティブ
オシアジガーインフィニティモーティブ

「ロングロッドなのに楽にジャークできる」。これはモーティブを語るうえで外すことのできないキーワードだ。ジグを軽々と跳ね上げるほど強大なレスポンスを発揮しながら体感負荷が少ないのは、全身が弓のごとく曲がるブランクスの賜物。スローテーパー化されたブランクスは前作よりも曲がりの支点が手元に寄り、変化や負荷を正確にコントロールすることでストレスフリーのジギングを実現。遅い誘いも、速い誘いも思いのままにこなす緩急自在なポテンシャルは、曲がる=パワーレスではないことを再確認させてくれるだろう。

オシアジガーインフィニティモーティブ
オシアジガーインフィニティモーティブ

次世代の基本構造・スパイラルXコア。定評のあるスパイラルXを体幹から見直し、曲げ、ネジレ、ツブレなどあらゆる方向に対して徹底的な強化を図ったブランクスは、細く、軽く、それでいて細径化ブランクスの弱点ともいえる不快なブレを大幅に低減し、強大で切れ味鋭いレスポンスを発揮。鍛え上げたアスリートの筋肉にも似た強靭さで軽々とジグを跳ね上げる。安定感のあるパフォーマンスはアングラーの集中力を高め、どれだけ曲げ込んでも力負けしない安心感は不意の大物にも余裕のファイトをサポートする。

オシアジガーインフィニティモーティブ
オシアジガーインフィニティモーティブ

リアグリップは軽量・中空・硬質なカーボン製を搭載。物理的に振動伝達性に優れ、すなわち高感度。アタリはもちろん、潮流のわずかな変化やボトムの質感もダイレクトに感知し伝達する。カーボン繊維特有の模様が醸し出すスペシャルな存在感も、モーティブらしさを際立たせている。

オシアジガーインフィニティモーティブ
オシアジガーインフィニティモーティブ

モーティブに搭載されるXガイド3Dチタンは、シマノならではの冷間鍛造技術によって成形した一体構造のガイドフレーム。軽く、強く、エッジがないといった特徴に加え、計算された傾斜角度は糸絡みなどのライントラブルを激減させつつスムーズな糸抜けを促す。また、極力短くデザインされたガイドフットはブランクスを曲げた際のツッパリ感を抑制、きれいな曲がりでポテンシャルを最大限に引き出すと同時に、アタリを明確に伝達する役割も果たす。

オシアジガーインフィニティモーティブ
オシアジガーインフィニティモーティブ

近海ジギングまでならば3番までで十分に対応が可能。また3番は中深海ジギングも視野に入るのでクロムツアカムツジギングに興味がある方は3番からがお勧めです。

初めての1本としてや万能用として考えるのならば柔らかめの2番とするか硬めの3番とするかになると思います。私は秋から冬にかけて300g台のロングジグをタチパターンとして使用するので3番に注目しているのですが体がしんどくなってきているので2番と悩み中です。

スローテーパー化されてロッド全体が曲がり込む。楽にジャークできるし、操作性も強度もアップしました。

オシアジガーインフィニティモーティブ
山本 啓人 HIROTO YAMAMOTO

待望と言っていいでしょう、オシアジガー インフィニティ モーティブがモデルチェンジしました。新しいモーティブは、ロングロッド=ダルいといった印象や操作性が悪いというマイナス要素を完全に払拭していると思います。

一番進化したのはブランクス全体でよりスムーズに曲がるようになった点です。スローテーパー化されてロッド全体が曲がり込む設計です。もちろん、反発力は十分にあってティップがしっかり返ってくれるので、ジグを思い通りに操作することができます。楽にジャークできるので、スロー系ジギングでのジャーク感がすごくアップしています。前作はなかなか張りの強い設計で、操作性はすごく良かったんですが、レングスが長いこともあって少し疲れやすかった。新作はかなり疲労度が軽減されてストレスも減っています。

フィーチャーとしてはラインが絡みにくいXガイド3Dチタンを採用している点が嬉しいですね。ロングロッドはどうしてもガイドへの糸絡みが増えてしまう傾向がありますから。ここぞ、というときにラインがガイドに絡んでチャンスを逃す! なんてことはかなり減ってくると思います。

フルホールディングシートを搭載しているのでグリップ感、操作性なども非常にいいですし、軽くて高感度のカーボンリアグリップも操作性アップに大きく貢献していると思います。

ラインナップは0パワーから6パワーの全7アイテム。レングスはすべて6フィート10インチ。この長さへのこだわりは一番にはフォールアクションを求めた結果です。長めのフォールアクションを出すことはもちろん、ロングロッドならではの少しもたつくようなジグアクションを演出することもできます。6フィート10インチはとても活躍するシーンが多いレングスです。フォールアクションが強いジギング、たとえば中深海、トンジギ、キハダなど全般に活躍します。ショートピッチ風にシャクることもできるので普通に青物狙いにも使えます。高強度化にも成功しているので、ファイト性能の安心感や底力アップもしています。スロー系はもちろん、さまざまフィールドで多彩なターゲットを狙ってほしいですね。

OCEA JIGGER INFINITY “MOTIVE” in USA / 山本啓人× Benny Ortiz

スペック表

品番全長(ft.)全長(m)自重(g)ジグウェイト(g)適合ラインPE(号)最大ドラグ(kg)最大ドラグ角度(°)グリップタイプ本体価格(円)
B610-06’10”2.0813240-130MAX 1.5345セパレート62,000円
B610-16’10”2.0813980-180MAX 1.5345セパレート62,000円
B610-26’10”2.08143100-230MAX 2445セパレート63,000円
B610-36’10”2.08150120-280MAX 2.5545セパレート64,000円
B610-46’10”2.08161140-350MAX 3645セパレート65,000円
B610-56’10”2.08168160-430MAX 3645セパレート66,000円
B610-66’10”2.08180-500MAX 4845セパレート67,000円
※適合ジグウェイトは参考値です。ジグの形状やジャークのスピードによって引き抵抗が変わるので、適合値は増減します。
※最大ドラグは糸に対する張力の値です。記載した値や角度を超えたり、ドラグスピードが著しく速い場合は破損の原因になりますことを、ご留意お願いいたします。

大体5万円前後の販売価格設定となっていますね。他のスロージギングロッドで3万円前後、安価なBBで20,000円弱である事を考えると高め設定ですがフラッグシップOCEAグレードなので多少の無理で買えるのであれば持っておきたい1本ですね。

これに見合うリールとすれば24オシアコンクエストCTかオシアジガーLDですかね。

このオシアジガーインフィニティモーティブにオシアコンクエストCTを付けてタチウオジギングをしたり、オシアジガーLDを付けてタチパターンの青物を釣ってみたいなと思っています。

まだまだ暑い日が続きますが体調にはお気を付けくださいね。

それでは本日も皆様の爆釣と安全釣行をお祈ります。

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