ティップランで潮が速くなるたびに、エギにおもりを付けたり外したり…。そんな手間に追われて、肝心の誘いに集中できなかった経験はありませんか?せっかく船に乗ったなら、少しでも長くエギを底付近で動かしていたいですよね。

アオリクスTR 新製品
アオリクスTR

そんな悩みに応えてくれるのが、アクアウェーブの「アオリクスTR」。2025年秋に登場した、アクアウェーブ初のティップラン専用エギです。この記事では、ほかのエギにはない重さの組み合わせや使いやすさの秘密、号数とカラーの選び方まで、わかりやすく紹介していきます。

※ティップランとは、風や潮で流れる船からエギを底まで沈め、竿先のわずかな変化でイカのアタリをとる釣り方です。

アオリクスTRってどんなエギ?

号数と重さのラインナップ

※号数はエギの大きさを表す数字で、大きいほどサイズも大きくなります。

号数重さ本体価格(税別)
2.5号20g/30g1,350円/1,400円
3.0号30g/40g1,400円/1,450円
3.5号30g/40g/50g1,400円/1,450円/1,500円

3サイズで合計7種類。1本あたり1,500円以内に収まるのも、根掛かりが気になるティップランではありがたいところです。

ほかのエギにない重さの組み合わせ

アオリクスTRのいちばんの個性は、号数と重さの組み合わせ。各サイズに重めのモデルがそろっているので、おもりを追加しなくても使える場面が多いんです。

※マスクシンカーとは、エギの頭に後付けして重さを足すおもりのこと。潮が速い日や深場で使われます。

とくに3.5号で50g、2.5号で30gというモデルはかなり珍しい存在。大きなエギで深場をしっかり攻めたいときも、小さめのエギで食い渋るイカを重さで狙いたいときも、1本で対応しやすくなっています。おもりの付け替えが減れば、そのぶん誘いの時間が増えるわけですね。

なお、一部のモデルを除いて、他社のシンカーを付けて重さを調整することもできます。

初心者にも扱いやすい4つの魅力

素早く沈んで、底に着いたのがわかりやすい

素早い着底
素早い着底

先が細くて薄い頭の形のおかげで、水を切るようにタテ向きのまま素早く沈んでいきます。周りより早く底に届くので、すぐに誘いを始められるのが強み。イカはエギが沈んでいる途中から反応していることも多いため、この速さがチャンスを広げてくれますよ。

底に着いたときの感触も手元に伝わりやすく、慣れていない人でも着底を見逃しにくいのはうれしいポイントです。

根掛かりしにくい着底姿勢

着底姿勢
着底姿勢

着底すると、頭だけを底に付けてお尻を持ち上げた姿勢をキープ。針の部分が底に触れにくいため、根掛かりの回数を減らしてくれます。

※根掛かりとは、エギの針が海底の岩や海藻に引っかかって取れなくなることです。

軽い力でキレのあるダート

スリムなヘッド
スリムなヘッド

※ダートとは、竿をしゃくったときにエギが左右に鋭く飛ぶ動きのこと。広い範囲のイカに気づかせるための基本アクションです。

頭がスリムなぶん、しゃくるときの抵抗が軽く、一日続けても疲れにくいのが魅力。軽い力でもキレのある動きが出るので、広い範囲からイカを呼び寄せてくれます。

イカが抱きやすい安定したステイ

※ステイとは、エギを動かさずに止めて、イカが抱きつく間を作ることです。

止めたときは水平の姿勢を保ち、イカが抱きつきやすい形に。さらに、頭は細くても胴回りに幅を持たせた作りで、潮を受けると自然に前を向いて安定します。糸が軽く張った状態になるので、小さなアタリも竿先に出やすいんですよ。

藻場でも安心の丈夫なカンナ

丈夫なカンナ
丈夫なカンナ

※カンナとは、エギのお尻に付いている傘のような形の針のことです。

刺さりがよく、しかも丈夫なカンナを搭載。軽い力でもしっかり掛かり、1kgを超えるような大型とのやり取りでも粘ってくれます。海藻に引っかかったときも切ってくれる強さがあるため、イカが潜みやすい藻場も思い切って攻められますね。

全6色のカラーと選び方

カラーは定番どころをそろえた6色展開で、選びやすいのも魅力です。

※ケイムラとは、太陽の光に含まれる紫外線に反応して、青白くぼんやり光る塗装のことです。

ケイムラピンク

ケイムラピンク
ケイムラピンク

ピンク系にケイムラを組み合わせたカラー。ピンクはエギングで昔から定番の色なので、最初の1本にも選びやすいでしょう。

アジゴールド

名前のとおり、イカの好物であるアジをイメージしたゴールド系。小魚を意識したナチュラルな見せ方をしたいときに試したくなる一本です。

ウィステリアパープル

ウィステリアパープル
ウィステリアパープル

藤の花を思わせるパープル系。実際の釣行でも、アオリイカを連れてきてくれた実績のあるカラーとして紹介されていますよ。

ディジーグリーン

ディジーグリーン
ディジーグリーン

グリーン系のカラー。ほかの色で反応がないときに、目先を変えるローテーション用として持っておくと心強いですね。

ミスティックパープル

ミスティックパープル

パープル系をもう1色。ウィステリアパープルと見比べながら、その日の当たりを探る楽しみ方もできます。

ケイムラブルー

ケイムラブルー
ケイムラブルー

ブルー系にケイムラを組み合わせたカラー。澄んだ潮の日にアピールしたいときの選択肢になります。

迷ったら、まずはケイムラ系とパープル系を1本ずつ。そこに系統の違うカラーを足していくと、状況に合わせて使い分けやすくなりますよ。

号数の選び方

アオリイカは秋から冬にかけてどんどん大きくなるため、シーズンの進み方に合わせて号数を変えるのが基本。小型が多いシーズン初めは2.5号や3号、イカが育ってくる中盤以降は3号や3.5号が中心になります。

重さは水深と潮の速さで選ぶのがコツ。潮が速い日や深場では、40gや50gといった重めのモデルが活躍してくれるでしょう。乗合船なら、予約のときに船長へおすすめの号数と重さを聞いておくと安心です。

まとめ:おもりに頼らず誘いに集中したいならコレ

アオリクスTRは、珍しい重さの組み合わせと、初心者でも扱いやすい基本性能を両立したティップラン専用エギ。こんな人にはとくにおすすめです。

  • おもりの付け替えを減らして誘いに集中したい人
  • 着底がわかりにくくて困っている初心者
  • 根掛かりでエギを失うのが怖い人
  • 藻場周りの大型アオリイカを狙いたい人

まずは釣行時期に合った号数で、重さ違いを2本と、カラー違いを2〜3本そろえてみてください。手頃な価格なので、色と重さを組み合わせて持っておくと、その日の当たりパターンを見つけやすくなりますよ。

それでは本日も皆様の爆釣と安全釣行をお祈り申し上げます。

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