2026年4月、シマノのジギングロッド「グラップラー」シリーズに、アングラーの選択肢を広げる重要な追加モデルが登場します。
一つは、昨年(2025年)フルモデルチェンジした主力機種「グラップラー タイプJ」への「3ピースモデル(遠征仕様)」の追加。
もう一つは、完全に新しいシリーズとして登場する「グラップラー タイプJ フルベンド」の発売です。

同時期(2026年4月)に発売されるこれら2つのロッドですが、その性格は「真逆」と言っていいほど異なります。
今回は、既存の2ピースモデル(2025年モデル)の情報も整理しつつ、新しく追加される「3ピース」のスペックと、「フルベンド」との使い分けについて徹底解説します。
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2026年4月追加!「タイプJ」3ピースモデルの全貌

まず整理しておきたいのが、「グラップラー タイプJ」自体の立ち位置です。
このロッドの標準モデル(グリップジョイント2ピース)は2025年3月に発売済みであり、すでに多くの店舗に並んでいます。
今回2026年4月に「追加発売」されるのは、以下の3ピース(マルチピース)モデルのみです。
- 発売予定: 2026年4月
- 追加される番手:
- ベイト: B60-3/3, B60-4/3, B60-5/3
- スピニング: S60-3/3, S60-4/3, S60-5/3
- ※商品名の末尾にある「/3」が3ピースモデルの目印です。
なぜ今、3ピースなのか?
飛行機やコンパクトカーでの移動を前提とした「遠征派」や「電車釣行派」からの強い要望に応えた形です。
シマノ独自の「スパイラルX」と「ハイパワーX」を搭載し、継ぎ目を感じさせないスムーズな曲がりと強度を実現。

「メインロッドとして使えるパックロッド」として、北海道のブリや九州のヒラマサ、沖縄の遠征などに即戦力となります。
新シリーズ「グラップラー タイプJ フルベンド」とは?
2026年4月は、上記の3ピース追加に加え、新シリーズ「グラップラー タイプJ フルベンド」も同時発売されます。
こちらは全5機種(B60-1〜B60-5)がすべて新製品です。
最大の特徴:ハイブリッドブランクス
「フルベンド」という名前ですが、一般的なフルソリッドロッドとは構造が異なります。
芯材に高強度のカーボンソリッド「タフテック∞(インフィニティ)」を使用し、その外層を「カーボンシート」で強化(追い巻き)したハイブリッド構造を採用。
これにより、フルソリッド特有の「重さ・ダルさ」を解消し、「細くて、強くて、ダルくない」という、現代ジギングに最適な曲がりを実現しています。

【徹底比較】「タイプJ」vs「タイプJ フルベンド」
店頭で迷わないよう、両者の決定的な違いを比較します。
| 特徴 | グラップラー タイプJ (既存+3ピース) | グラップラー タイプJ フルベンド (新製品) |
| コンセプト | 鋭いジャーク・レスポンス | 曲げて獲る・安定感 |
| ブランクス | 適度な張りがある | 粘り強い(ハイブリッド構造) |
| 得意な動き | ジグをキビキビ飛ばす(スライド) | ジグを角なく泳がせる(ナチュラル) |
| ファイト | パワーと反発力で寄せる | ロッド全体でいなして浮かせる |
| リールシート | パワー重視(6-8番はVホールド) | 疲れにくいフルホールディングシート |
違い①:アクションの質(キレ vs 粘り)
- タイプJは、ロッドに張りがあり、入力した力がダイレクトにジグに伝わります。ジグを横に飛ばしたり、キレのあるワンピッチジャークで誘ったりする「攻撃的な釣り」に最適です。
- フルベンドは、ロッドがしなやかに追従します。ジグの暴れを抑え、スレた魚に口を使わせる「柔の釣り」が得意です。また、ジャークの入力ミスをロッドが吸収してくれるため、リズムを取りやすいのも特徴です。
違い②:ファイトの安心感
- タイプJは反発力が強いため、魚を強引にリフトする力があります。根に向かうカンパチなどを止めるならこちらです。
- フルベンドは「つ」の字に曲がり込んで魚の引きを吸収します。マグロ類の強烈なランや、口切れしやすいタチウオ・アジなどが混じる状況では、圧倒的なバラシにくさを発揮します。
あなたにおすすめなのはどっち?
■「グラップラー タイプJ(3ピース)」を選ぶべき人
- 遠征(飛行機・電車)が多いアングラー。
- シャープな操作感で、ジグを自在に操りたい。
- 既に2ピースのタイプJを使っていて、予備や遠征用として同じ使用感のロッドが欲しい。
■「グラップラー タイプJ フルベンド」を選ぶべき人

- バラシが多いのが悩み。
- マグロ(トンジギ・キハダ)ジギングに挑戦したい。
- 体力に自信がなく、一日中シャクっても疲れないロッドが欲しい。
- これまで「硬い竿」しか使ったことがなく、新しい「曲げる」ジギングの世界を体験したい。
まとめ
2026年の春、シマノのジギングロッドは盤石の布陣となりました。
- 王道の操作性と携帯性を兼ね備えた「タイプJ 3ピース」(追加モデル)
- 新しいジギングの楽しさを提案する「フルベンド」(新シリーズ)
どちらも2026年4月発売予定です。
自分のスタイルに合った一本を選び、今年のシーズンを迎え撃ちましょう。
それでは本日も皆様の爆釣と安全釣行をお祈り申し上げます。

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